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14.01.09

書き始め。

もう何年の間Blogに文章を書いていないのだろうか。
書き込まなくなったきっかけは殆ど忘れたが、気付いたら何かを書こうという思いもなくなっていた。
これまでに何度か、何か書かなくてはと思い、書き始めたこともあったが、書いているうちに自分の頭の中が混乱して、何を書けばいいのかわからなくなってしまったことが何度もあった。これは友人との会話にも現れていて、普通にしょうもない話をしているときは問題ないのだが、いざ真面目な話題の中で自分の考えを口に出そうとすると、すぐに頭が混乱して、自分が何を言いたかったのかさえわからなくなる。これって何か精神的な病気なのだろうか。それはないと思うけれども。
でも久し振りに何か書いてみようかな、と。ようは慣れだ。まずは自分の考えを書かなければいい。

Gomorra(2008)がオスカーの外国映画ノミネートに入らなかった。ネタがローカルすぎたのだろうか。映画としてはなかなか面白いと思うので、是非皆さんにも見てもらいたいのだが。ただ、この映画を見てしまうと、もうナポリに行って馬鹿できなくなってしまう。馬鹿というのは、街中または郊外のいたる所にある、引き出しの中を覗いたら白い粉の入った袋が山積み、みたいな廃墟にそっと潜入して撮影するとか、自分が街中を歩いている時に、後ろから時速5kmくらいでやってきた、スクーターにノーヘルで3人乗りしている10歳くらいの子供たちに、いきなり頭をパーンと叩かれて、「この中国人がっ」と罵倒(?)された時に、つい中指を立ててしまうとか、そういうことだ。まあ、あの頃僕は若かった(と思いたい)のだが、今ナポリに行っても、そういうことをしようとは思わない。というか、怖くて出来ない。無知って怖い。

Come dio comanda(2008)は、Io non ho paura(2003)と同じ監督で、同じ原作者の作品。映画だからそうなのか、原作がそうなのかはわからないが、人物描写が素直すぎて時に自分の心にグサッと刺さる。Come dio comandaはある父子とその友人(軽度知的障害者)の3人を中心とした話なのだが、この友人役の俳優にはちょっと感動した。そして息子役の14歳(本当か?)の少年も素晴らしい。この原作者の小説、読んでみたい。というか、僕はこっちに来てそろそろ10年になるが、普通の小説なら問題なく読めるくらいの語学能力はついてきているのだろうか。それが露呈されるのが怖くてイタリア語小説敬遠中。

posted tomoyuki : 14.01.09 09:15