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22.06.07

Venezia

 ヴェネツィアから戻ってきて、本当に大分経ってしまった。
 Venezia Biennaleは、まあイメージしていた感じで、2年前よりも動画は減っていたが、その分写真作品が増えていて、面白かった。みんな中判好きだなぁと。やはりArsenale地区の方が環境は抜群に良い。あれだけ広い場所なので(20mx2kmくらいのL字型通路)、写真一枚一枚もかなりゆとりを持って配置されており、そうすると見ている側としても一枚一枚にきちんと集中できて良い。あとは照明か。

 夜行われた森山開次のSpettacoloも最高だった。イタリアらしいアクシデントがあり、僕が予約した席の列が現地に行くとそっくりそのまま存在せず、ちょっと待ってねと言われ、「もしかしてもしかするのか?」と期待に胸を躍らせて待っていると(もしかしてもしかしたことが何度かあるのだ)、ものすごく期待通りに、一番前の列の真ん中と、超特等席に座ることが出来た。こういう時だけだな、イタリアの腐敗システム万歳と思うのは。
 というわけで、森山さんを5m先くらいで見ることが出来たのだが、演出で、舞台から客席に降りてくるところがあり、その時はもう1mくらいの距離で、彼の体から滴る汗の一滴まで見ることができた。っていうか、細いなぁ。絞ってるなぁ。彼がダンスを始めたのは20歳の時と書いてあるので、特にテクニック的に優れたダンサーではないのだろう。しかし、表現力が抜群で、その抜群の表現力に耐えうる肉体を持っている。ダンサーというより、「体現者」と言ったほうが正しいかもしれない。まあ、ダンサーってみんな体現者なのかもしれないが。
 やはり人は裸で踊るのが一番美しい。撮りたいなぁ、森山さん。
 観客は殆どがイタリア人で、それにもまた驚いた。ポスターが良かったかもね。

 やはり時間が経ってしまうと書くのが難しくなる。

posted tomoyuki : 11:36

01.06.07

ヴェニスの友人

 昔、Sienaに住んでいた時に一緒で、それからVeneziaに移った友人に、久し振りに電話をかけてみた。数ヶ月前にかけた時には呼び出し音もならなかったので、もう日本に帰ってしまったのかと思っていたのだが、いた。Siena時代の友人でまだイタリアに残っているのは彼しかいない。思いっきり自分が用のある時にしか電話しなくて申し訳ないのだが、まあ既にそういう僕の性格を判っている人で、彼は彼でそれで構わないようだ。軽く近況を報告し合い、一泊させてくれるか尋ねたら、すぐにオッケーの返事をくれた。さすが。
 これでゆっくりビエンナーレ巡りが出来る。森山開次の公演は既に空席が少なくなっており、これからチケットを買いに行ってみるが、間に合うかどうかは判らない。まあ、間に合わなかったら久し振りのVeneziaで呑めないなりに呑んで、美味しい魚介に舌鼓を打つことにしよう。
 話は戻って、そんな彼も最近日本に撤収することを考えているようで、まあ数年に一回電話で話す度にそんな事を言っているので、今回もどうなるかわからないが。しかし、今回とは別で、また彼の家に泊めてもらうことが出来たら、泊まる所があるうちに、まだ訪れていないVeneziaの墓地島に行こう。

posted tomoyuki : 15:52