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28.03.07
モラル?常識?
先日も書いたような気がするが、こちらで地下鉄などに乗って新聞を読んでいると、隣にいる全くの他人が、新聞を覗き込んで一緒に読んでいる場面をよく目にする。で、もちろん僕が読んでいても覗き込んでくる。
これ、別に法律違反でもないし、誰かが駄目と言っているわけでもないので微妙なところなのだが、僕なんかは、知らない人間が自分の読んでいる新聞を覗き込んでくると、何故かわからないが不愉快になる。
モラルというと大袈裟だし、常識っていうと、そもそも常識って何かね、ということになるのだが、あまりにもこっち側に対する配慮の欠けたこの行動は、僕の中でまだ放っておくということが出来ないでいる。僕が毎朝読んでいる新聞は無料配布されるもので、改札前に山のように積み上げてある。読みたいのであれば、自分でそれを取って読め、と言いたくなる。そういうこともせずに他人の読んでいる新聞を一緒に見てやろうなど、調子が良すぎるのである。けちだと言われればそのとおりだが、一度そう思ってしまうと、「なんで俺がこいつのために新聞を捲ってやんなきゃいけないんだ」と細かいところにまで腹が立ってしまう。
で、今朝僕の隣に座っていた男は特に酷く、あまりにも当然であるかのように、思いっきり首を伸ばして僕の新聞を覗いてきた。はじめのうちは「またか」と気にせぬようにしていたのだが、あまりにも露骨に覗き込んでくるので、僕のほうは段々新聞に集中できなくなり、不愉快になってきた。横目でチラチラ見てくるとか、こちらが顔の向きを変えたときに、慌てて見ていない振りをするとか、そういう罪悪感から来る行動を起こすのであれば、おかしい言い方だが、まだ許せる。しかし、今日の男はそんな素振りなど一切見せないので、僕は一度やってみたかった行動に出ることにした。
「そんなに読みたいんだったらあげますよ?」と言ってみた。ものすごい厭味だと思われるかもしれないが、こっちは思いっきりそのつもりである。そう言うと、その男は一瞬慌てた感じで、「いや、もう終わったから大丈夫よ、ありがとう」と言ってきた。
「終わった」って、何が「終わった」のだ?読み終わったってことか?こっちは難しい単語が羅列する文章を貴殿に邪魔されながら読むのに必死でまだ全然読み終わってないのに、貴殿は横から勝手に覗き込むだけでもう「終わった」と?それも、「ありがとう」って感謝までされてしまって、僕のほうは肩透かしを喰らった感じになった。それだけならまだいいが、なんか「負けた」感じさえする。まあ、なんだか向こうは本当に悪気がないようなので、僕もそれ以上気にするのが無駄だと思い、再び新聞を読み始め、彼は再び新聞を覗き込み始めた。勝てないなぁ。
posted tomoyuki : 08:42
25.03.07
ロンドン滞在
結局ロンドンに到着したのは深夜0時頃で、空港まで迎えに来てくれた友人らに連れられて、ロンドン郊外の現在は神学校として使われている、元貴族の家を訪れた。
今回のロンドン目的はヨーロッパに住んでいるクリスチャンの集いに参加するということで、約70人がこの屋敷に集まった。僕はカメラマンとして奉仕させてもらったのだが、ミラノに帰ってきてから撮った写真を見ると、如何に自分の選ぶ被写体が偏っているかがよくわかる。もっと客観的に、平均的に撮れなければ駄目だ。んで、やっぱり写真にはどうしても僕らしさが出てしまっていて、人物はやたらに後姿が多く(まあ、人の集まりを撮るとなると、どうしても誰かは後ろを向いていたりするのだが)、会場風景写真はなんだか昔住んでいた貴族の念みたいなものがもろに写りこんでいる。まあ、時間の経過って写ってしまうものなのだが。集合写真も建物内のロビーで撮ったのだが、周りの空気がオドロオドロ過ぎて、被写体である人物とのギャップが激しい。ファッション写真や何かのコンセプトを持っての撮影なら面白くもなろうが、出来るだけ客観的に撮るべきである集合写真などは、こんなところで撮るべきではないかもしれない。やはり外で撮れば良かった。外は外で結構寒かったので、文句も出たかもしれないが。
あと、あまりにも写真に重きを置きすぎて、せっかくの恩恵を逃してしまう結果となった。それでも僕は僕なりに十分恵まれましたけど。イタリアに再入国できたことも合わせて、感謝です。

posted tomoyuki : 10:35
23.03.07
Bergamo
ロンドン行きの飛行機に乗り遅れ、買いなおしたチケットの飛行機の出発時刻まで約10時間ほど時間があったので、Bergamoに行った。「Bergamoといえば?」と訊かれても何も浮かばないのだが、Duomoにあった恐ろしく巨大なタペストリーが目に焼きつく。横8メートル、縦5メートルほどのタペストリーが数枚飾ってあり、それだけで圧巻なのだが、近づいてみてみると、その仕事の精密さに驚く。こんな巨大なタペストリーを、どんな巨大な織り機で織ったのか、と。

飛行機に乗り遅れた原因は、渋滞である。RyanAirロンドン行きは、ミラノ近郊の都市Bergamoの空港から出発する。ミラノから車で1時間弱なのだが、高速道路で大渋滞に巻き込まれた。はじめのうちは少しずつ進んでいたのだが、そのうち全く動かなくなってしまった。それでもそのうちまた動き出すだろうと楽観視していたのだが、自分たちの後ろに全く他の車がいないのに気づき、不安になる。当たり前のことだが、渋滞していたら、後ろにもどんどん車が連なるはずである。それが全くないということは、僕達が高速に乗ったすぐ後で、閉鎖されたということである。試しにラジオを点けてみると、僕たちのいるラインで渋滞しているとしか言わない。事故なのか、工事なのか、テロなのか、それさえも言わないので、この渋滞がいつ回避されるのかもわからず、ただ待つほかなかった。1時間ほど全く動かないままでいると、前にいた数台の車が、突然方向転換し、高速を逆走していくではないか。一体何が起こったのかわからず、イタリア人っていうのはここまで常識に囚われない(あるいは、機転の利く)民族なのかと驚いたが、どうやら前のほうで、警察に逆走して高速から出るように指示されたらしい。僕たちもそれに習って逆走したのだが、やはり高速道路を逆走するというのは気が引けるし、恐ろしいものである(こんなの映画でしか見たことない)。
少し戻ったところにある高速出口から出て、きっちり料金を払わされた。料金所のおじさんに何が起きたのか訊いてみると、どうやら大型トラックが事故を起こし、完全に横向きになって道路を塞いでしまったらしい。撤去にも相当時間がかかると判断し、後続車を逆走させることに決めたのだろう。
しかし、そんな車が何百台も下の道でBergamoに向かうものだから、今度はそっちが大渋滞で、結局飛行機に乗り遅れた次第である。
もちろんRyanAirはそんな僕たち(僕らの他にも沢山の客が乗り遅れたわけだが)をフォローしてくれるはずもなく、10時間後の飛行機のチケットを買い直させられたというわけだ。最近イタリアでそこまで極端に痛い目を見ていなかったので、完全に油断していたわけだが、落ち着いて考えてみれば、イタリアではこのようなことは多く起こるということを僕は知っていたはずである。ただ、そういう理不尽なことに対してはもうどうにもならず、忍耐するしかないというのも事実だが。
posted tomoyuki : 09:50
22.03.07
空腹
最近、朝起きると空腹なことが多い。ここ数年、まともに朝食を食べたことなんてなかったし、それで特にお腹が空くということも殆どなかったのだが、何故今。成長期かしら。
クロワッサンを食べてもよいのだが、あれは冷たいし量も少ないしで、食べると余計にお腹が空く。今僕が食べたいのは、白いご飯と味噌汁、焼き魚に雌株納豆である。がっつり食べたい。
明日からロンドン。寒そうだな。
posted tomoyuki : 09:32
19.03.07
26歳。
26歳になった。
もうそこそこ大人である。
posted tomoyuki : 11:31
17.03.07
家具組み立て
IKEAの家具組み立て2日目。大分勘を取り戻したようで、一日目のような苦戦はもうしなかった。それにしても、IKEAには驚かされる。一日目にセミダブルベッドを購入したのだが、組みあがると大体180x100x220cmほどの大きさのベッドが、箱に入っている時点では、100x10x220cm程のサイズに収まっている。2日目に買ったシングルベッドも、組みあがりは100x100x210cm程のものが、20x20x210cmの筒状の段ボール箱に収まっており、それを見ただけでは本当に全ての部品がそこに納まっているのか不安になるが、きちんと組みあがる。設計する時点で、ダンボールに入れる時のことも考えられているようだ。素晴らしい。
posted tomoyuki : 11:13
14.03.07
引越し
午後、友人の引越しの手伝いをした。その友人の新しい家はほぼ完全にスッカラカンで(ガスも引いていない)、かなり色々な家具を買わなくてはならない。この日はIKEAに行き、ベッドとクローゼットを買った。改めて、IKEAってうまいこと考えるなぁ、と感心した。出来るだけ購入者を不快にさせないやり方できっちりと買わせるところがそこらのイタリアの詐欺師と違うところである。北欧優しい。
自分の引越しでも、人の引越しの手伝いでもいつも思うことなのだが、僕は基本的に注意力散漫で、そのくせ欲張る。もっとクールにパパッとこなしたい感じなのだが、出来ない。まず体力と筋力がない時点で不利だ。
posted tomoyuki : 11:44
13.03.07
Ballerina
先日、友人のバレリーナを撮影した。オーディション用の写真を撮って欲しいということで、快く応じた。撮影場所は彼女が通っている学校で、当日行くまで、どんな環境かわからなかったので不安だったのだが、行って見るとなかなか良い感じのフロアで安心する。映画などを見て想像していたのとは違って、今はあまり木の床を使っている場所はないらしい。滑りすぎるのだそうだ。個人的には木のほうが好きなのだが、ここは白いリノニウムを使っていたのでまだ良い。
撮影してみて思ったのだが、僕はバレリーナを撮るのが好きである。バレリーノ(男)は撮ったことがないのでわからないが、ファッションモデルを撮るよりも全然楽しい。何故だろうか。
彼女が通っている学校の先生はバレリーナのモデルをしているらしく、フロアの壁には彼女の写真がたくさん飾ってあった。なんでバレリーナの写真って、こんなに「ありがち」な構図が多いのだろう。爪先立ちをしている足のアップだったり、ストレッチ場面も、構図が似たり寄ったりである。まあ、僕もとりあえずそういうのを撮ってしまっているんだけど。

posted tomoyuki : 12:11