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30.01.07
インフルエンザと駿
風邪の症状が昨日よりも重くなっている。職場に着いたは良いが、早速頼まれた書類作成をExcelで行っているうちに、頭がグルグル回り出した。立ち上がるとフラフラしてしまってどうしようもない。2時間ほど働いたところで限界が来てしまい、早退させてもらった。職場的にも、きっちり治してから来てもらった方が風邪がうつったりしなくて良いのだろう。嫌な話だが、給料のことなども気になってしまい、無理して出てきたのが間違いだったか。未だに自分の給料のシステムがよく判っておらず、固定給なのかどうかもわからないし、固定給とはいえ、月のうちの2,3日休んだりしても響かないのか?など、色々考える。まあ、多分もらえるとは思うが。これ以上給料が安くなると暮らせなくなるので、出来るだけ休みたくはない。
インフルエンザの症状は昨日よりも顕著で、咳が止まらず、その咳のせいで肺に負担がかかっており、大丈夫だとは思うが肺炎などという言葉も浮かぶ。あと、全身に力が入らず、関節が痛む。頭痛はないが、クラクラしている。熱がある気がするが、体温計がどこかにいってしまって未確認。恐らく測らない方が良いだろう。昔から、熱があるのを体温計によって保証された途端、気持ち的にも伏せてしまい、尚更具合が悪くなる可能性がある。ただの風邪くらいに考えていた方が、自分的にも良いのだ。
今回の風邪、母の薬が殆ど効かないため、こっちの飲み薬を飲んでみた。今まで母の薬で事足りていたのと、こっちの薬は日本人には強すぎると聞いていたので、今までなんと無しに避けていた。今回飲んでみて、確かに強い感じはして、空腹時に飲むとすぐにお腹が下る。しかし、その分効果覿面で、咳もすぐに止まった。ただ、僕の咳は痰が絡んでいるため、恐らく止めてはいけないタイプである。そうなると、治りが遅くなりそうな気もする。
とにかく家でゆっくり温かくして過ごし、さっさと治してしまおうと思うのだが、ずっとベッドで横になっていることも出来ず、何か映画でも見ようかと思い、イタリア語の映画は理解出来なさそうなので、日本語の映画を探すが、特に見たい物が見つからない。映画を見るという考えをやめ、映画を流していようと思い、久し振りに宮崎駿のビデオを手に取った。僕が持っているのは一番新しい物でもののけ姫だが、まずはトトロから流すことにする。結局流しているだけということは出来ず、見てしまうのだが、やはり昔ほどには心に来るものがない。昔と殆ど変わらない気持ちで見てしまえるのは主人公の女の子達だ。ナウシカはまだ年齢的にも高そうなので問題ない(?)が、メイやキキに対しても未だに昔と変わらない淡い想いを寄せてしまうのは、僕が子供なままなのか、それとも主人公の女の子達に世代を超える魅力が備わっているのか、ただ単にアニメキャラが好きなだけなのか、よく判らない。
アニメ素人の僕が勝手に思うことなのだが、宮崎駿って実はナウシカの時点で全部言いたいことは言ったんじゃないかと思う。映画はともかく、マンガ版のほうは本当に質が高い。このマンガをそのまま長編映画として今出しても、相当支持されるんではないか。ただ、あれをそっくりそのまま映画化するというのも相当時間とお金のかかることだとは思うが、是非今の最先端技術を駆使してやって欲しい。
posted tomoyuki : 10:08
29.01.07
流行性感冒
風邪をひいた。こんな機会にでもと、インフルエンザ(流行性感冒)と風邪(感冒)の違いを調べてみた。どうやら今僕が掛かっているのは、インフルエンザであるようだ。
イタリアでは、インフルエンザという言葉をやたらによく聞く。なんとなく、風邪とインフルエンザを同意に置いて、より悪いイメージのあるインフルエンザを多用しているように感じる。もしイタリア人のインフルエンザが、本当にインフルエンザのみであったとすると、えらい混乱が起きかねない。
日本では逆で、風邪という言葉のほうがより使われるのではないだろうか。もちろん医者などはその辺のことはきっちり分けるのだろうが、病院に行く時間がなかったりする人は、たとえインフルエンザであってもただの風邪、と言ってしまうのではないか。
ちなみに、「インフルエンザ」という言葉はイタリア語らしい。
posted tomoyuki : 10:26
25.01.07
雪
今冬、初雪。先程まで霙っぽかったのだが、今は完全な雪。今晩降り続いて、明日積もってくれないかしら。明日は完全防寒で撮影。
僕が働いている職場には、よくセールスマンがやってくる。恐らく昼間家にいたら家にも来ているんだろうが、会社であるから尚更多いのであろう。電気代安くなるよ、とか、携帯安く契約できるよ、とか、色々な人間が来るのだが、イタリアの場合、こういう訪問セールスマンは学生などのアルバイトが多く、とても浅はかな感じがする。誰に吹聴されるのか、こういう人間はとにかく友好的に振舞えばうまくいくと思い込んでいるようで、本当にただただ友好的である。まず、誰に対してもタメ口で喋り、強制的に握手を求めてくる。まずは友達になって相手の不信感を払拭しようと考えているようなのだが、これが全く逆効果で、どちらかというと非常に怪しい。僕のような若い一社員であれば兎も角、会社の社長であろう人間に対しても同じテンションでいってしまうので、こちらとしては嫌悪感しか抱かない。親しき仲にも礼儀ありなんていう諺はイタリアには存在しないのかもしれないが、それにしてもああ迄無知丸出しで来られると呆れるしかない。嘘も平気でつく。それも、日本であれば嘘すれすれの嘘をつき、逃げ道まで用意してあるのが普通だと思うが、こっちは後で調べれば必ずばれてしまう小学生の様な嘘を平気でつく。
今日来た男は特に酷く、まず自己紹介をしないので一体誰なのかわからず、何のために来たのかもよくわからず、ものすごい早口で説明するので何を言っているのかもよく解らない。なんか、何の前触れもなく勢いで押し切ってしまおう、みたいな感じだったのだが、そんなんで契約取れるわけがなかろう。なんでこちらが敬語で話しているのに、向こうがタメ口なのだ。相手にするのも馬鹿らしいので強引に帰ってもらったのだが、後には不快感しか残らなかった。
posted tomoyuki : 10:51
24.01.07
アシスタント
一昨日、昨日と、何年か振りにアシスタント的な仕事をした。今回は外でのMovie撮影のアシスタントだったのだが、前回と同様、自分はアシスタントに向いていないと実感する。その理由は、まず三脚などの、撮影に必要な機材が重過ぎて持ち歩けない。そして、100%アシスタントに徹することが出来ない。
まず三脚などの機材だが、ヴィデオカメラ専用の機材となると、写真カメラのそれとは大きさも重さも全然違う。持ち上げて、担ぐことは出来るのだが、そのまま100メートルも歩くことが出来ない。あまりにも非力なのだ。スタジオ撮影の場合、担いで歩き回るということがないので、この問題は起きないのだが、外での撮影の場合、アシスタントの仕事といえば、この重い機材を運ぶのがメインだったりする。そしてスタジオ撮影の場合も、非力から来る違った問題が起こる。それは、照明や、バックに使うロールを固定するための器具に付いているネジレバー(?)を強く締めたり、あるいは強く締めてあったものを外すことが出来ないのである。無理をして、しょっちゅう手首を傷める。あと、僕は見た目がもう非力そのままなので、カメラマンのほうにも不安を感じさせてしまうようで、僕が重い三脚などを持とうとすると、「あぁ!いいよいいよ!俺が持つから、君はあっちを運んでくれ!」と、軽い荷物を持たされてしまう。こういうのをあまり気にしないカメラマンもいるにはいるのだが、大体のカメラマンは、「使えねーなぁ、こいつ」という顔をする。
そしてもうひとつの理由である、アシスタントに徹しきれないということだが、これはもう集中力とか、気持ちの切り替えの問題だと思うのだが、僕がアシスタントをする時は、どうしてもカメラマンから業を盗んでやろうとか、どういう風にモデルをノセているのかとか、試し撮りポラの出来はどんなんだろうとか、そっちのほうに気を取られてしまい、アシスタントとしてやるべき仕事に気づかないことが多い。不器用というか、モチベーションが不純というか、駄目駄目です。
そんなこんなで、僕が同じ人間から2度呼ばれることはない。
posted tomoyuki : 09:41
23.01.07
オレンジ
最近、オレンジにハマッていて、よく食べる。皮が薄くて剥きやすいものではなく、皮が厚くて食べるのが面倒なほうである。日本では皮の薄いほうをよく食べていた。それで十分美味しかったし、皮の厚いほうはとにかく面倒で毛嫌いしているほうだった。こちらは、気のせいかもしれないが、皮の薄いほうはあまり美味しくない。甘くもないし、酸っぱくもない。で、なんとなく、それまで敬遠していた皮の厚いオレンジを買ってみた。それも、イタリアやスペインでよく見る、レッドオレンジだ。見慣れないとビックリするが、皮を剥くと果実が赤い。それも、鮮やかな赤というよりは、ドス赤い。動脈よりは静脈のほうが色的に近い。しかし、これが本当に美味い。皮を剥くのは面倒だが、それだけ手間をかけても良いと思うくらい、美味い。今までなんで食べなかったんだろうか。
posted tomoyuki : 10:06
22.01.07
滞在許可証更新
今日、毎年恒例である滞在許可証の更新を行った。去年の暮れにまた(ほぼ毎年変わる)法が大きく改定され、今度はこれまでのように、朝の5時に警察署の前に並び、4時間ほど立ったまま外で待たされ、中に入ってからまた更に3時間ほど待たされるということがなくなった。朝もまだ暗い時間から外国人が100人近く警察署の前に立ち並んでいる景色は、ちょっと異常であった。国籍や年齢や性別、関係なく、ほぼ全員が経験する(お金がある人達の中には例外もあるようだが)。妊婦に対しても全く同じようにさせる。イタリア生活で一番最初に経験する、一番辛い法手続きで、学生はこれを一年に一回、必ず行わなくてはならなかった。ただ長時間待って、その努力が必ず報われるのであれば問題ないが、8時間待たされた挙句、「これが足りないから改めて来なさい」と一言で返されることも少なくなかった。その場合、また日を改めて8時間待つことになる。僕も経験がある。更に、書類を受け取ってもらったのは良いが、何ヵ月後に取りに来なさいと言われ、行った挙句、結局貰えなかったという話も聞いたことがある。とりあえず、人間として扱われていない感があった。
で、今回はどう法が改定されたかというと(これが定まるかどうかはまだ定かではないが)、窓口が警察ではなく、郵便局になった。郵便局に、必要書類が入った封筒を貰いに行き、そこに入っている書式に必要事項を記入し、パスポートのコピーや学校の許可証などのコピーなど必要なものを同封して再び郵便局に行き、いくらかお金を払ってローマに送ってもらう。そして、それからどのくらい経ってかは分からないが、家のほうに”何か”が届くので、その”何か”を持って警察に行き、滞在許可証を受け取る、という運びになった。
で、僕達にとってのメリットは、もう朝早く起きて警察に行く必要がなく、何時間も待たされる必要もなく、自分のペースで準備が出来るようになったということだ。これは女性や子供には特に助かることであろう。
で、今回に限ってのデメリットは、初めてということもあって、色々と不安なことが多い。例えば、送ったは良いが、万が一書類が足りていなかった場合、きちんと知らせてもらえるのか、そのまま捨てられてしまうことはないのか。書式にはきちんと記入できているのか、警察署に取りに行く際に、また何時間も待たされることにはならないのか、というか、いつ”何か”が届くのか、などである。
まあでもとにかく、準備した物は全て受け取ってもらえ、あとは待つだけになるので、ホッとしたにはした。ただ、やはりまだ郵便局のおばちゃんのほうが、何をするべきなのかわかっておらず、最初はなかなか受け取ってもらえなかった。多分、誰もわかってなんかいないのだろう。郵便局のほうでも急にそんな仕事が自分たちに回ってきて、それも全てにおいて説明不足であり、戸惑うのは仕方がないし、気持ちはよーくわかる。
そういうことはわかっているのだが、こっちも結構ドキドキしながら行くので、スムーズに受け取ってもらえないとどうしてもイライラしてしまい、そこは本当に反省するべきところだろう。彼らは本当に知らないだけで、誰に訊いてもちゃんとした答えが返ってこないだけなのだ。それに対してイライラしてしまう自分は本当に忍耐が足りない。「忍耐が品性を生み、・・・」という聖書箇所があるのだが、本当なのだろう。今年の目標、というか人生の目標にしても良いかもしれないが、得るべきものは「忍耐」である。
posted tomoyuki : 09:25
19.01.07
朝
イタリアのアパートには、大体一棟につき一人、管理人というか、門番というか、掃除婦(夫)の人がいる。僕の住んでいるアパートには、管理人はいないが、掃除夫が一人いる。恐らくイタリア人の男性で、毎朝早い時間にアパートまで来て、中庭を掃除し、住人の捨てたゴミを表に出す仕事をしている。で、週に2回ほど中庭を掃除する際、ホースを使って水洗いするのだが、そのホースの繋がっている水道が、どうやら僕の家の水道と繋がっているようで、彼が水を出すと、僕の家の水の量が激減する。いくら蛇口を捻っても、チョロチョロとしか出てこなくなる。で、問題は、彼が水を使う時間が、僕のシャワーを浴びる時間と被るということだ。想像するに、僕のほうでもこれだけ水の勢いが弱まるのだから、彼のほうでも相当に水の勢いが弱っていることだろうと思う。そしてさらに想像するに、僕のほうでもいきなり水が出てこなくなってちょっとイラッとしてしまうから、彼のほうも結構いらついているのではないかと思う。そのせいか、その週に2日ほどの、水を使う朝は、僕が家を出るときに彼に挨拶をしても、返事が返ってこず、無視される。水を使わない日でも、かなり無愛想な男性なのだが、それに拍車が掛かる。どちらかが妥協をするという方法もあるが、そうなると、僕が妥協するべきなのだろう。彼は仕事としてやっているわけだし、時間に都合がつけやすいのも僕ではなかろうか。もしくは、彼が水を使い始めたら僕がその時だけお湯を止めるということも出来るだろう。ただ、僕の家のシャワー室はやたらに寒いので、夏はともかく、冬は一瞬でもお湯を止めることが出来ない。彼との関係を拗らせたくないし、気のせいか、僕の家の前だけ他の場所に比べてやたらに汚いというのも回避するために、妥協策を考えたほうが良いかもしれない。でも、30分早く起きてシャワーするのもきついんだよなぁ。朝シャワーしないと一日中目が覚めないしなぁ。
コメントスパムが増えてきたので、残念だがコメント欄を消すことにした。コメント欄があろうとなかろうとどっちにしろコメントされないのだが、コメント欄がないだけで、気持ち的に一方通行な恋愛をしているようで寂しくなる。
posted tomoyuki : 11:17
18.01.07
インスタント写真機
滞在許可証更新の時期がやってきたので、必要な書類やら何やらをかき集めている。で、今日証明写真を撮った。地下鉄構内にあるインスタント写真機を使って撮った。4枚で3ユーロ。日本円に直すと400円以上強で、結構高い。で、3回まで取り直しができたので、3回撮り直したのだが、その挙句、出来上がった写真の隅のほうに思いっきりカーテンが写っていて、愕然とした。3回も撮り直しているくせに自分の写りばかりに気をとられて、それに気づかなかった自分にも腹が立つが、その写真機にも腹が立つ。カーテンが写りこまないくらいのスペースは確保せーや、と。家に帰ってスキャニングしてフォトショで加工しようかとも思ったが、面倒で、結局6ユーロ払ってもう一回撮り直した。こんなことで1000円・・・。
posted tomoyuki : 11:42
17.01.07
また・・・
早くもコメントスパムが届き始めている。嫌な予感だ・・・。エントリーが増えすぎる前にコメント欄を削除したほうが良いかもしれない。どっちにしても殆どコメント寄せられないし。
posted tomoyuki : 12:34
14.01.07
偽警察。
教会に行くためのバスを待っているとき、目の前に車が止まり、助手席に乗っていた人から「Buon giorno」と声をかけられた。なんだか顔がにやけていたのでジャンキーがちょっかい出しに来たのかと思ったら、突然「パスポートを見せなさい」と言われた。僕はバスを待っていただけなので、「は?」と思い、車の中を覗き込むと、助手席に一人、運転席に一人、どう見てもイタリア人ではない人間が乗っていて、助手席の男のほうは、警備会社っぽい服を着ていて、腕にはイタリアトリコローレのワッペンみたいなものが貼ってあった。一瞬警察かと思ったが、どう見てもアラブ系の二人と、下手糞なイタリア語のせいで、かなり怪しい。助手席の男のほうが、警察手帳のようなものを出してきて、一瞬だけ見せられたのだが、その手帳もすごくうそ臭い物で、これまたその辺の店に売っているワッペンが貼ってあり、あとはなんだかわけのわからない紙切れが入っていた。で、何度もしつこくパスポート見せなさいと言われ、でもこれでパスポートを渡したらそのまま車が急発進するのだろうと思い、そういう話も聞いたことがあったので、逆に「そちらの身分証明書を見せてくれたら、見せますよ」と言ってみた。本物の警察であれば多分見せる義務があるのだろうが、その二人はどうしても見せようとはせず、こちらに対してパスポート見せろ、とばかり言ってくる。こういう時、大体警察はこちらに対して敬語で話しかけてくるのだが、この二人は思いっきりタメ口で、だんだん僕も腹が立ってきて、気安くタメ口きいてるんじゃねーと、口調が崩れ「なんであんたらに見せなきゃいけないんだ」的なニュアンスを口にすると、こいつは駄目だと思ったのか、走り去ってしまった。まあ、おそらく偽警官だったのだろうが、こちらは敬語で通すべきだったかもしれない。反省。
念のため、車のナンバーを記憶した。このBlogを読むミラノ在住日本人がいるかどうかわからないが、LANCIAのファミリータイプで「AG---」で始まる旧式ナンバープレートを付けたグレーっぽい車の二人には要注意です。7年前だったらやられてたかもなぁ。
posted tomoyuki : 10:23
13.01.07
Apocalypto
Mel GibsonのApocalyptoを観賞。
「パッション」に続く作品だが、ポスターがカッコイイ。一見エイリアンvsプレデターの続編かと思ったが、よく見ると人間だった。隣に貼ってあるRocky Balboaのポスターと構図的に少し被っているが、まあ、期待できるのはApocalyptoのほうだろう。
マヤ文明の衰退期を描いた作品だが、マヤ文明に関して全く知識がなかったため、勝手に3000年前の話として見ていた。ある意味それでも全く違和感なく見ることが出来るが、後できちんと調べてみると、どうやらスペイン侵入の16世紀の話であるらしい。ストーリー自体はフィクションだろうが、Mel Cibsonのことだから当時の背景描写に関しては徹底して調べ上げているに違いない。16世紀までこんなことが行われていたとは、驚きである。支配の方法が溢れんばかりの享楽であり、この享楽を受ける側の人間は麻薬のせいか、精神的に麻痺状態になっているのかもしれない。もちろんそんなに単純ではないだろうが、あんな勢いで2500年以上も文明が存続してしまうのがすごい。ホロコーストに対しても感じたが、人間って本当に恐ろしい素質を持っている。
今回もパッションと同様、暴力的な描写が多数あり、アメリカでは14歳以下は観賞禁止。イタリアではパッションに対しては年齢制限が置かれなかった。若者を中心とした教会離れが社会問題となっているイタリアでの、カトリックの意思だったのかもしれないが、Apocalyptoに対してはアメリカと同じく14歳以下は禁止。それもあって、映画館は老夫婦が多かった。老人に対しても心臓のこと考えて制限設けたほうが良いんでない?と思うくらいグロテスクな映像が多く、その度に見るに堪えないという呻き声が聞こえてくる。映画は2時間半近くあったのだが、イタリアにしては珍しく、途中休憩が入らず、後半はもう完全に皆さん集中力が切れてしまい、ざわざわしていた。イタリア人は年齢に関係なく映画が終わるまで我慢するということが出来ず、映画の途中であろうが、感じたことがあったらその場で隣の人に分かち合う。日本は映画の鑑賞中は静かなものなので、こういう騒がしさに慣れない人も多いだろうが(僕も慣れませんが)、こういうイタリア的鑑賞方法も実は映画の見方としては全然間違っていないのではないかと、最近思う。
DVDは買わないな。
posted tomoyuki : 09:20
11.01.07
15℃
朝、家を出ると、驚くほど暖かい。朝刊の天気予報を見ると、今日のミラノは最低気温9℃、最高気温15℃ということ。もう、本当に雪が降らずに冬が終わってしまうんではないかと不安になる。雪の積もった墓地撮影計画を立てていたのだが、難しいか。
posted tomoyuki : 09:21
10.01.07
初現像
去年末に出していたフィルムを昨日漸く取りに行った。出来は悪くないのだが、やはり三脚無しで曇り空の下、撮影をするのは無茶か。ぶれているものが多くある。そして、逆光撮影は相変わらず下手糞だ。ISO400にするべきか、重くても三脚を持っていくか。
あと、これは慣れていないせいかもしれないが、6x6で撮影すると、構図的にはなんだか矢鱈に真面目な写真になってしまう。上から覗くからというのもあると思うのだが、35mmを使うときのように、もう少し遊べたら良いのになぁ。これで三脚なんて使おうものなら、さらに融通のきかなさそうな写真になってしまうかもしれない。
Napoli滞在中に知り合った写真家は5人。中、レディースは一人だけだったのだが、4人のメンズ写真家は揃って僕の写真の構図に対して突っ込んだ。男はきっちりした構図作りが好きらしい。垂直、平行。それに対して、女性は「垂直か平行かなんてどうでもいいわよ、なんで男って構図にばかり拘るのかしら・・・」と言っていた。僕の写真はそういう意味では女性的な写真と言えるかもしれない。まあ、生まれつき手が震えるから、そのせいだとも思うのだが。
そろそろ仕上がったカラー墓地をプリントして、サイトのほうも充実させていかなくては。
posted tomoyuki : 11:59
08.01.07
帰還
本日より、またミラノがいつものミラノに戻った。ヴァカンスに行っていた人達のほぼ全部が戻ってきて、電車も先週の閑散が嘘のように満員御礼。まだ皆さんすっきりした顔をしているが、これが段々とやつれていくのだろう。そして僕もやつれていくのだろう。
posted tomoyuki : 12:00
04.01.07
プロラボ
去年の年末、ヴァカンスに入る前に撮り貯めた中版カラーポジを持っていつも使っているプロラボに行った。普段であれば、現像だけなら2時間ほどで仕上げてくれるのだが、8日まで出来ないと言われた。まあ、年末は忙しくなるだろうから年明けにはなるだろうなと想像はしていたのだが、まさか8日になるとは思いもしなかった。7日までヴァカンス休業だという。本当にプロラボか?僕は個人的な写真なので良いとしても、プロの方々は大丈夫なのか?このラボのサイトを見ると、24時間受け付け(営業)も考えていると書いてあるのだが、年末年始休業がこんなに長いところを見ると、それは夢のまた夢であるように思われる。
気持ちはあるにはあるのだが、行動が伴わないことはよくある。それで相手に期待させてがっかりさせてしまうこともしばしばだ。それなら余計なこと言わなければいいのに、と思うのだが、自分としては、今年は喋り過ぎ癖を何とかすると共に、言ったことはきちんと行動として示せるようになりたい。それが大人ってものだろう。
「責任」という言葉が否定的な意味しか持たないこの国で、責任を全うしていくことはとても大切なことのように思われる。くれぐれも、お国柄に流されて、自分まで無責任な人間にならないようにしなくては。
それにしても、8日まで待てない。
posted tomoyuki : 10:47
03.01.07
書類整理
年が明けてから、職場では書類整理に明け暮れている。2006年の溜まりに溜まった領収書やら何やらを整理しているのだが、結構大量にあり、今まで全く整理されていなかったので、日にち順に並べるだけでも相当な時間を費やす。こういう仕事は、もう無駄の浪費で成り立っているようなものだ。もちろん大切なことではあるのだが、一度並べたものを社長に見せに行って「これは駄目」「これはオッケー」などと選択され、また初めから並べ直したりする。それを何度か繰り返さねばならず、普段からきちんと管理していれば、相当な手間と時間を省けるんだろうなぁ、と思いながら、それでも一つ一つこなしていく。2007年はきちんと整理していこう。
これでまた事務的なマイワークが1つ増えた。まあ、カメラマンは写真をとっている時間よりも事務的なことやっている時間のほうが多いと、プロのお方も言っているので、今からこういうものに慣れておいたほうが良いのだろう。
posted tomoyuki : 09:53
02.01.07
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございました。
こちらは8日まで冬のバカンスで、今日の通勤電車も空いていた。良い。
posted tomoyuki : 16:27