何も出来ないと思っていたら、Dちゃんから電話があって、午後は仕事をすることとなった。まあ、結局ほぼ作業していたのはDちゃんだけで、僕はその間、今まで撮った写真の整理をしていたのだが。
9時頃、小腹が空いた、外で軽く何か食べようということになった。
昨日、今日と、イタリアは日本でいうところのお盆休み(正確には聖母被昇天祭)。とは言ってもイタリア人は実家に帰るというよりは、旅行に行く。もともと実家に住んでいる人間が多いし。この二日間、本当に町中からはイタリア人の姿が消える。目にするのは外国人ばかり。トラムやバスに乗っても9割は外国人という状況である。というわけで、店という店がほとんど閉まる。レストランもbarも閉まる。スーパーはやっているところもある。
Dちゃんの家の近くのレストランなどもほぼ全て閉まっていたが、面白いbarを見つけたのでそこで食事することにする。なんで面白いかというと、そこはアラブ系の人達がやっているbarで、なんとコーヒーマシンの脇でケバブを作っているのだ。しかし、きちんとしたケバブ屋にある大きなケバブ機(ラム肉かなんかをぐるぐる回しながら焼く機械)ではなく、その3分の1ほどの小さなケバブ機で肉を焼いている。入り口には、「このbarではケバブ食えるよ」という張り紙。
「ケバブ屋がbarも兼ねている」と聞くとまあおかしくはないが、ここは確実に「barがケバブ屋を兼ねている」といった様相である。味はやはり大したことがなかったが、その分安かったのでまあオッケー。
ちなみに、ミラノにあるケバブ屋には僕の知っている範囲で3種類ある。一つはトルコケバブ、もう一つはエジプトケバブ、そしてギリシャケバブだ。まあ、ギリシャケバブはヨーグルトが入っているので他の2つとちょっと違うのだが、エジプトとトルコは何が違うのかよくわからない。ちなみに、僕の家の近くにあるのはエジプトケバブ屋だ。今日行ったところもおそらくエジプトだ。トルコケバブ屋との違いをどう見分ければ良いかというと、これはまだ確実な情報ではないのだが、エジプトケバブ屋は、ケバブを「KEBAB」と書いてあり、トルコは「KEBAP」と書いてある。トルコケバブ屋では「ケバプ」と発音しないと通じないのかもしれない。今度トルコケバブ屋を見つけたら入ってみようかと思う。あと、肉も違うはずだよな。
それにしても、あの小さな家庭用ケバブ焼き機、一台うちに欲しいかもしれない。ケバブ食い放題なのはもちろんのこと、バーベキュー感覚で色々な肉も焼けそうだ。豚の丸焼きなんかも出来そうだ(丸ごと焼きたくないけどね)。