午前中、友人である韓国人、テサップ君の結婚式があったので行ってきた。日本では従兄弟の結婚式に一度だけ出席したことがあったが、こちらでは初めてだった。韓国人ということで、やはりカトリックなのだが、テサップ君は特に信仰深い教徒である。式を行ったのはSan Babila近くにある小さな教会で、到着すると既に多くの人達が来ていた。適当に席に座り待っていると、式が始まった。テサップ君、相当緊張している。新婦さんも韓国人で、イタリアに住んでいる韓国人カトリック協会(?)で韓国語を日本語に翻訳する仕事をしている女性らしい(日本人も結構参加している)。毎週日曜日、聖書説明会と礼拝を行っているのだ。テサップ君32歳、奥さん38歳の、結構歳の離れたカップルである。奥さんがウェディングドレスを着て教会に入場してきた時は感動した。メチャクチャ綺麗である。式が進むにつれ、テサップ君は感極まってしまったらしく、涙ぐんでいて、それを見た僕ももらい泣きしてしまいそうになった。
神父さんも韓国人だったのだが、新郎新婦を目の前にして結婚するにあたっての今後のアドバイスだかなにかを話し始めたのだが(韓国語だったので内容はわからないが、まあそのようなことだろう)、この神父さん、相当熱血神父らしく、暫くすると、そのアドバイスにも熱が入ってきたようで、北朝鮮のニュースキャスターのような喋り方になってきてしまった。それも結構長い。全部で30分近く喋っていたのではないだろうか。意味もわからないので、途中でそれを聞いているのが苦痛になってしまった。前に座っていたYさん(とても可愛いらしい大人の女性です)に聖書を貸してもらってペラペラとめくってみた。それまで聖書なんて読んだことも読もうとしたこともない。その時軽く読んでみても、意味がわからない。内容的には結構面白いと聞いたことがある。
ようやく神父さんの演説(?)が終わり、賛美歌(?)を唄った。韓国人のカンタンテはやはりブラーヴォである。鳥肌が立った。小さな教会の中に綺麗な歌声が響き渡る。パイプオルガンとヴァイオリンの音色も美しい。こういうのが好きなんです。
式も無事に終わり、教会の前の広場で写真撮影があったあと、そのまま軽食会になった。並んでいるものはプルコギや春雨サラダ。やはり韓国人である。旨そうな香りが食欲をそそる。しかし、韓国は超年功序列社会であるらしく、なかなか僕の番まで回ってこないので、諦めて先に帰ることにした。Yさんが毎週日曜日に行われる韓国人プロテスタント協会による聖書説明会と礼拝に誘ってくれた。明日の昼間は特にやることもないし、行ってみようか。