僕がよく行くbarがSan Babilaにあるのだが、今日はそこでちょっと珍しい光景を目にした。そこのbarでは、計3人のバリスタがいて、会計には常におばちゃんがいる。その会計のおばちゃんの旦那も時々いるのだが、この旦那はかなり感じが悪い。バリスタの3人の兄ちゃんは最近ようやく僕に話しかけてくれるようになり、気も使ってくれるようになった。おばちゃんはとても穏やかそうな人で、穏やかそうだが元気も良い。
僕がいつものようにカフェを飲んでいると、5人くらいのイタリア人の若者グループ(おそらく高校生くらい)がドカドカと騒がしく店に入ってきた。そこで、いつもナヨナヨしているゲイっぽいバリスタの兄ちゃんが、「こいつら五月蝿いから追い出そうか」と、店中に響くくらいの声で会計のおばちゃんに言った。いつもは穏やかなおばちゃんも、そのあまりにも下品なグループが気に障ったらしく、「あぁ、彼等にはここにいて欲しくないわね」と言い出した。確かにそのグループはこのbarの雰囲気にそぐわないなと僕も思ったのだが、まさかこの二人がこんなことを言うとは思ってもみなかったので驚いてしまった。しかしそのグループは全くそれに気付いてないようで、バリスタの兄ちゃんが近づいていって「ここは君たちの来る場所じゃないから出ていってくれる?他の客にも迷惑かかるからさ」と言ってもキョトンとしているだけだった。数秒の時差があって意味を理解した彼等はぶつぶつと文句を言いながら出ていった。それを見届けたバリスタの兄ちゃんが「失礼しましたー」と他の客に謝り、その後何事もなかったかのようにナヨナヨしながらカフェを作り始めた。僕は初めて遭遇したが、場所柄、結構このようなことが多いのかもしれない。