14.02.04

外食

 夜、ミラノでヴァイオリン製作学校に通っている友人とその学校の友達数人と一緒に、バレンタインデーというのは全く関係なく夕食に行った。男4対女1ということで、ジュゼッピーナという僕と同じ歳の女の子的にはちょっと可哀想な集まりだった。日本食が食べたいというのでPorta Venezia近くの日本食レストランに行った。今月本当に金がないので日本食はきつく、行っても安いもの頼んで軽く済ませようと思っていたのだが、バレンタインデーということで、バレンタイン特別メニューしかなく、豪華な分、値段も結構いってしまった。まあ仕方ない。みんな日本食を日本人と食べるのは初めてらしく、色々と質問された。こういう時、僕にとって一番困る質問が、”箸の持ち方”である。僕は箸を正確に使えない。自分の食べやすい持ちかたで慣れてしまっているため、正確にはどう持つのかもほとんど忘れてしまっている。直さなくてはならないと思いつつ、ダラダラ今まで直していない。それでもなんとか見た目だけは教えた感じで、みんなとりあえず満足してくれたようだった(こういう日本人が外国人に対して無責任な発言をどんどんしていき、イメージを偏ったものにしてしまうのだろう)。5人中4人が寿司・天ぷら定食という、ちょっと違うんじゃないのそれ、と思わず突っ込みたくなるようなメニューを頼んだ。一人は食べ始めて2分ほどで箸に根をあげフォークを頼んでいた。寿司は手で食べてもオッケーよ、と言ってやると、「それを早く言えって」と手で食べ始めた。全く抵抗はないようだ。そこでジュゼッピーナが驚くべき行動を起こす!寿司の皿の真ん中に乗った、小指の第一関節ほどのワサビの固まりを箸で掴み、醤油に少し浸してそのままそれを口に運んだ。僕は慌てて「No!」と言い、やめさせた。「それ、すごい辛いから、ちょっとだけ箸の先につけて食べてごらんよ」と味見させてみると、泣いていた。食べたものの中で一番評判の良かったのが米のジェラートで、僕にはどう考えてもバニラアイスクリームに米粒を入れたに過ぎないものだった。
 日本食屋を出たのが12時半頃で、これから飲みに行こうということになった。近くのラテン系barチェーン店に入る。バレンタインデーということでやはりカップルが多いが、男だけで来ているグループもいくつかあった。みんな日本食レストランでかなりの量を食べたので、まったりしているようだった。一時間ほどそこで他愛もない会話をし、解散した。次はブラジルディスコに行こうと約束する。

投稿者 tomo : 14.02.04 20:21 | トラックバック
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