Lost in translationが3冠だという。主演男優賞はわかる。謎なのは脚本賞だ。そんなに脚本が面白いとは思わなかったのだが。一緒に見に行った友人が、いつもは見終わった後にBarなどに行って鋭いことを言ってくれるのが、この映画に限ってはクソ映画と一言で切り捨てていた理由はおそらく、日本人を馬鹿にするような描写があったからではないか。というのは今回の3冠の記事を読んでいて初めて気付いたことなのだが。確かに日本人の背の低さをあからさまに表現しているシーンや、英語が全く喋れないことを皮肉ったシーンもあった。でも多分ソフィア・コッポラは意識的には日本人を馬鹿にしようとしていない。むしろその辺のことは何も考えてないんじゃないか。多くのアメリカ人というのは何も考えずに人を不愉快にさせる人種である。たとえそれが自分の好きなものでもである。おそらくアメリカという国の環境がそうさせるのだとは思うが、この辺はもうどうしようもない。まじめに取り合うだけ無駄である。腹を立てるだけ無駄。これは何度かアメリカ人相手に、例えば戦争についてなどでも良いのだが、ディスカッション(まあ実際はディスカッションというにはお粗末な程度なのだが)してみれば判ることで、「のれんに腕押し」ってこういうことを言うのかぁ、と僕も感じたことがある。
投稿者 tomo : 27.01.04 22:29 | トラックバック