24.01.04

クリスティアン

今日、廃れた中華街にある日本食材店に買い出しに出掛けた。店で食材を物色していると、後ろから「ねぇねぇ」と声が聞こえた。はじめは僕に呼びかけているのではないと思いそのまま物色を続けていたのだが、どうやらそのイタリア人の彼は僕に話しかけていたらしい。僕の持っていた、スパゲティにかける明太子ソースを指差し、「これ、なんだい?」とナヨナヨ身体をくねらせながら聞いてきた。思いっきりゲイでした。パスタにかけるインスタントのソースだと教えてあげると、「すごいなぁ」と感心していたが、何がすごいのかわからなかったので僕はそのまま物色を続けた。とりあえず彼は僕と話したかったらしい。そのあとも色々と話しかけてきて、いつの間にか電話番号を交換していた。素晴らしい話術だ。相手に考えさせる暇を与えない。ナンパのテクニックとしてはかなりレベルが高いんじゃないだろうか。彼は広告代理店に勤める広告デザイナーらしく、僕が写真を勉強していると言うと興味を持ったらしい。いつか機会があったら電話するよ、と言ってきた。何の機会だと思いながら電話番号を教えてあげた。その時は彼の独特のテンションについていくのが億劫だったので、「今度飲みでも行こうよ」と僕から誘ってそのまま別れた。向こうから連絡がこない限り会う気はない。広告に日本人を起用したかったのだろうか。彼はクリスティアンと名乗った。クリスティアーノじゃダメなのか?と突っ込みたい。

投稿者 tomo : 24.01.04 22:42 | トラックバック
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